ラブドールを初めて購入・カスタムしようとすると、
「ボディメイクって必要?」
「メイクの種類ってどれがいいの?」
といった疑問にぶつかる方は多いはずです。
せっかく高価なドールをお迎えするなら、見た目にもこだわりたい。だけどオプションの選び方や違いがわかりにくく、なんとなくで選んでしまって後悔する人も少なくありません。
この記事では、そんなあなたのためにラブドールのボディメイクについての基本と選び方をわかりやすくまとめました。
- 各メイク(ノーマル〜RRS+)の違いと印象の変化
- 肌質や素材によるリアルさ・触感の違い
- ボディメイクのメリット・注意点・向いている人の特徴
- 予算や目的に合ったメイクオプションの選び方

- 所有ドール数:4体(等身大・素材や構造が異なるタイプ)
- 使用歴:約8年
- 好きなタイプ:リアル系/ナチュラルメイク/程よい重量感
- 発信スタイル:実体験をベースに、できるだけ中立で実用的な情報を意識
この記事を読めば、自分にぴったりのボディメイクを見極められるようになり、納得感のあるラブドール選びができるようになりますよ。
ラブドールのボディメイクの基本を解説
- メイクの種類ごとの違いを徹底比較
- 肌質の違いで変わるリアルな印象
- 初心者向けおすすめメイクの選び方
- ボディメイクのメリットと注意点
- メイク落ちしやすい箇所とその対策
メイクの種類ごとの違いを徹底比較
ラブドールのメイクには、ざっくり分けて「ノーマル」「BR」「RRS」「RRS+」のような種類があります。どれも仕上げ方や見た目が違っていて、同じ顔でも全然印象が変わるのが面白いところです。
ノーマルメイクは、シンプルで素肌っぽい自然な仕上がり。BR(ブラッシュ)メイクになると、肌にうっすら血色感が加わって、ちょっとリアル寄りになります。ここまではナチュラル志向の人向け。
一方、RRSやRRS+になると本格的な造形メイク。影や血管、肌のトーンまで細かく塗り分けられていて、いわゆる「人間にしか見えない仕上がり」に近づきます。RRS+はその最上位で、モデルドールや展示品レベルの完成度です。

写真や説明だけじゃ伝わりにくい部分もあるので、選ぶときはレビュー画像や動画で実際の見え方をチェックするのが安心です。
肌質の違いで変わるリアルな印象
肌質って「柔らかいか硬いか」だけじゃないんです。見た目・手触り・光の反射具合まで含めてリアルさを左右する、大事な要素なんですよ。
最近のシリコン製ドールには、「ポアスキン」や「リアルスキン仕上げ」といった表面加工が施されているモデルもあります。毛穴のようなザラつき、凹凸の質感、光を当てたときの反射の仕方まで、まるで人間の肌みたい。
特にRRS+メイクと組み合わせると、遠目から見てもドールだと気づかれないレベルの質感になります。
TPE素材はというと、こちらはしっとりとした柔らかさが強み。ただし、細かい表面の凹凸表現にはやや限界があるので、視覚的リアルさよりも触り心地の良さを重視する人向けです。
肌のリアル感を求めるなら、「見て楽しむか、触れて楽しむか」で素材を選ぶと失敗しにくいですよ。
匂いや素材の特徴をもっと詳しく知りたい方は、以下の記事も参考になります。
→ ラブドールのシリコンの匂いとは?TPEとの違いや品質の見分け方
初心者向けおすすめメイクの選び方
はじめてラブドールをお迎えする人がメイクを選ぶ時、「どれが正解?」って悩みますよね。実は、使い方や好みに合わせてベストな選び方があるんです。
もしあなたが「リアルさよりもかわいらしさ重視」「触れて楽しみたい」というタイプなら、ノーマルメイクやBRメイクがおすすめ。特にBRメイクはほんのり血色がプラスされて、写真映えもするのではじめてでも満足しやすい仕上がりになります。
一方で、「できるだけ本物の人に近づけたい」「写真撮影や鑑賞目的がメイン」という人には、RRSまたはRRS+メイクがハマります。まるで模型のようなリアリティを追求していて、観賞用としては最上級の満足感です。
選び方の目安
目的・重視すること | 向いているメイク |
---|---|
初めての購入・迷ってる | ノーマルメイク |
見た目に血色感が欲しい | BRメイク |
写真映えを重視したい | RRSメイク |
芸術作品のような仕上がりが欲しい | RRS+メイク |
最初は無理にハイグレードにしなくてもOK。自分の目的に合ったメイクでスタートして、後から追加ヘッドでグレードアップするのもありです。
メイクだけでなく、購入後の準備も不安な方は、あわせて以下の記事もチェックしておくと安心です。
→ ラブドールが届いたらどうする?初心者向けの準備と注意点まとめ
ボディメイクのメリットと注意点
ボディメイクは、ドールのリアルさを何段階も引き上げてくれるオプションです。筋肉の陰影や関節まわりの立体感、体温を感じるような赤み表現が加わることで、「ただの人形」から「生きてる存在」へと印象がガラッと変わります。
とくに写真や動画では、メイクありのほうが明らかに映えます。光を当てたときに肌の起伏や陰影がしっかり出るので、ポージングしたときの完成度がぐっと高まります。
ただし、注意点もあります。
- 擦れや衣装によるメイクの剥がれが起きやすい(特にTPE)
- 汚れ防止のためにメイク後の保管や取り扱いに気を使う必要がある
- 実用メインの人にはコスパ的に合わないケースもある
メイクを選ぶときは、「魅せるために使うのか」「実用として楽しみたいのか」で判断すると後悔しません。
メイク落ちしやすい箇所とその対策
ラブドールのメイク、特にボディメイクや乳首・血管の色づけって、思ってるより繊細です。素材との相性や扱い方によっては、あっという間に落ちてしまうことも。
特に落ちやすいのは以下のような部分です。
- おっぱい・乳首まわり(摩擦が多い)
- 肘・膝・関節部(曲げ伸ばしの影響)
- お腹・太ももなどの接触が多い箇所
対策としてできることは意外とシンプルです。
- こすらない:タオルで拭くときは優しくポンポンと。
- オイル厳禁:ベビーオイルやアルコール系で拭くと一発アウト。
- 服の色移りにも注意:色移りがあると、落とすためにさらに擦る羽目になります。
さらに、メーカーによってはリペア用のメイクキットも用意されています。万が一落ちたときのために、事前に確認しておくと安心です。



ポイントは「触れ合う頻度とメンテナンスのバランス」。
ずっとキレイな状態をキープしたいなら、使用後の簡単なお手入れを習慣にすると良いですよ。
ラブドールのボディメイクの実用と準備
- 化粧方法の基本ステップをわかりやすく解説
- 撮影映えするメイクのポイントとは
- アクセサリーで表情と印象をチェンジ
- メイクオプションの価格帯と選び方
- ボディメイクは本当に必要なのか?
- 購入前に確認しておきたい重要ポイント
化粧方法の基本ステップをわかりやすく解説
ラブドールのメイクって、工場でしっかり施されているから「自分でやる必要はない」と思っている方も多いですが、実はちょっとしたアレンジや補修でグッと雰囲気が変わるんです。
ここでは、自宅でできる簡単な化粧方法をざっくり解説しておきます。失敗しにくいやり方を押さえておくだけで、ずっときれいな状態をキープできますよ。
化粧の基本的な流れ
- 肌を清潔にする(パウダーなどを軽く落とす)
- パウダーファンデを薄く乗せる(筆 or スポンジで)
- アイシャドウやアイラインで目元を整える
- 眉毛を描く(アイブロウペンシルまたは粉)
- 唇に口紅を乗せる(パウダータイプが安心)
- チークを使うなら軽めに!
使う道具や化粧品は人間用の市販品でOKですが、リキッドや油分の多いコスメはNGです。ドールの肌(特にシリコン)にダメージが出ることもあるので注意してください。
「足し算より引き算」の感覚で、少しだけ雰囲気を変えるくらいがちょうどいいですよ。
撮影映えするメイクのポイントとは
「映えるドール写真」を撮りたいなら、メイクは欠かせません。でも、やみくもに濃くすればいいわけじゃなくて、“自然に見えること”が大事なポイントなんです。
撮影映えするメイクで意識したいのは以下の3つです。
- 目元に軽くシャドウを入れて、陰影と立体感をプラス
- 頬や耳にほんのりチークで血色感を演出
- 唇はグラデーションにして柔らかさを表現
さらに、ライトの使い方によってメイクの見え方は大きく変わります。たとえば上からの光だと凹凸が強調されてリアルに見えやすいですし、逆光だとシルエット重視になります。
つまり、メイクとライティングはセットで考えると、より完成度の高い写真に仕上がりますよ。
アクセサリーで表情と印象をチェンジ
メイクだけじゃなく、アクセサリーのちょい足しでドールの印象って大きく変わります。実はこの「ちょっと盛る」って作業が、ラブドールを育ててる感じがしてめちゃくちゃ楽しいんです。
たとえば、以下のようなアイテムはとても使いやすいです。
- カチューシャやヘアバンド:顔まわりの印象をソフトに
- 眼鏡やサングラス:知的系・ギャル系のキャラ分けに便利
- チョーカーやネックレス:デコルテの視線誘導に効果大
- ピアス(マグネット式):雰囲気を簡単に変えられるアイテム
アクセサリー選びのコツは、メイクや衣装と系統を揃えること。ナチュラルメイクのドールにゴテゴテのジュエリーをつけるとちぐはぐに見えちゃうので、全体のバランスを見ながら調整してみてください。



アクセサリーで遊ぶのは、メイクよりも手軽に個性を出せる方法なので、初心者にもおすすめです。
メイクオプションの価格帯と選び方
ラブドールのメイクオプション、たくさんあって迷いますよね。価格もバラバラだし、「高いの選ばないと失敗するの?」って不安にもなりがちです。
実際には、用途とこだわり度に合わせて選べばOKです。
ざっくり価格帯の目安を見てみましょう。
メイク種類 | おおよその価格帯 |
---|---|
ノーマルメイク | 0円(標準装備) |
BRメイク | 5,000〜10,000円前後 |
RRSメイク | 20,000〜30,000円前後 |
RRS+メイク | 40,000〜60,000円前後 |
価格はブランドや代理店によって差がありますが、基本的には上位になるほど、職人による手作業の量・精密度が上がると考えてOKです。
実用メインならノーマルやBRで十分ですが、見た目のリアルさにこだわるなら、RRS系を検討する価値はあります。
予算と目的を照らし合わせて、「使い方に合ったメイク」を選ぶのが失敗しないコツです。分なことも。
迷ったら、「見た目のリアルさ」にどれだけこだわりたいかを基準に考えると選びやすくなります。
ボディメイクは本当に必要なのか?
ボディメイクって気になるけど、正直「無くてもいいのでは?」と思う人もいると思います。
それ、実は半分正解で、半分惜しいかもしれません。
というのも、ボディメイクの価値って「どう楽しむか」でまったく変わってくるからです。
たとえば、ドールをベッドで使いたい・頻繁に触れる・添い寝したいという人には、正直そこまで必要ありません。メイクはどうしても擦れで落ちやすくなりますし、細かい色ムラが出ると逆に気になることもあります。
一方で、写真を撮る・飾って眺める・見た目を追求したい人にとっては、ボディメイクはかなり重要な要素です。細かな陰影や血色感が加わることで、ドールとしての完成度が格段に上がるんです。



つまり、「本当に必要か?」の答えは、自分がどんな楽しみ方をするか次第です。
購入前に確認しておきたい重要ポイント
ラブドールの購入って、金額も大きいしオプションも多いので、事前にしっかり確認すべきことがいくつかあります。特にメイク関連は後から変更できないものも多いので注意が必要です。
- メイクの種類と仕様が固定かカスタムか?
- 肌の色とメイクの発色バランスは合っているか?
- 購入サイトでメイク済み画像はあるか?実物のレビューは?
- あとからヘッドやメイクだけ追加できるか?
また、メイクは基本的に「職人による手作業」なので、多少の個体差が出るのは当たり前。その点も考慮して、細かい違いに神経質な人はレビューの多い人気モデルを選ぶのがおすすめです。
買う前にこうしたポイントを押さえておけば、後悔しにくく、満足度の高い1体に出会えるはずです。
メイクや仕様以外にも、購入後に後悔しないためのコツを知っておきたい方はこちらの記事もおすすめです。
→ ラブドールのお迎え後に後悔する理由とは?失敗しない選び方ガイド
まとめ:ラブドールのボディメイクの魅力と選び方
ラブドールのボディメイクは、ただの装飾ではなくリアルさ・美しさ・満足度を大きく左右する重要な要素です。
メイクの種類や肌質、オプション選びによって印象ががらっと変わるため、「どう楽しむか」によってベストな選択肢が変わります。
以下に、この記事で紹介したラブドール ボディメイクに関する主なポイントをまとめます。
- メイクは「ノーマル」「BR」「RRS」「RRS+」の4段階が主流
- 肌質によって見た目・触感・写真映えが変化する
- 初心者はBRメイクがおすすめ。自然な血色で扱いやすい
- ボディメイクは観賞向けには効果大。実用派には注意点もあり
- 擦れや摩擦でメイクが落ちやすい箇所にはケアが必要
- 撮影時は光や角度とメイクを組み合わせて仕上がりUP
- メイク選びは価格帯と用途のバランスが重要
ラブドールとの生活をもっと豊かに、もっと自分好みに仕上げたいなら、ボディメイクはしっかり向き合っておきたいポイントです。



迷ったときは、「どう見せたいか」「どう楽しみたいか」を基準に考えてみてください。